GeminiPDAファーストインプレッション
Gemini PDAが届いて1週間ぐらいたったので、ファーストインプレッション。
Gemini PDAは、Indiegogoのクラウドファンディングで、英国のPlanetComputers社が、出資を募っていたクラムシェル型qwertyキーボード付きAndoroid端末です。
UPS通知のメールが来てから3日。不在で受け取れなかって翌日受取だけど、早いね。
深センの工場出荷され、香港、台湾 経由して深センに戻って成田w。
現地の代理店は、「クロネコヤマト」でした。
UPSは、地域によってUPS直送とかもあるらしく土日も受け取れるヤマトでよかった。
オーダー#700台/USキーボード/4G Early-bird Specialモデルを、2017/3/2に出資していました。2018/3/2に不在通知と言うことで、ちょうど1年で届いたことになります。
当初の計画の2017/11月から、3か月ぐらい遅れましたが、この規模のクラウドファンディングでは、上出来なほうでしょう。
パッケージは気合が感じられます。
ディスプレイの保持角度は1種類固定。
閉じる際に磁石で結構な力でディスプレイが閉じようとするので、指を挟まれないように注意が必要。特にキーの台座になっているギミックの金属プレートの箇所で挟むと切れそう。
往年のクラムシェル Zaurus SL-C3000とのサイズ比較。白:Zaurus、黒:GeminiPDA
キーボードの出来は最高です。普通にガシガシ打てます。
twitterを見てるとキーを押し込んだ状態で固着する個体があるみたいでスポンジ仕込んだり工夫されている方をお見受けしますが、うちの個体は今のところ大丈夫そうです。
ただ、『F』、『J』キーに乳首が無いのと画面が少し左にオフセットしている関係で、ホームポジションを見失いやすいです。また、日本語打つときに『-』キーがFn+Oとかの変体配置は気になるのでそのうち何とかしたいです。
Geminiに使われているCPUについて、Planet社と工場の間でひと悶着あったようで、Planet社は、搭載CPUが、HelioX27のつもりだった様ですが、実際のCPUは、初期出荷1000台分が、MediaTek HelioX25で、それ以降がHelioX27だそうです。中国あるあるだよね。
経緯としては、Indiegogoに最初に書かれていた仕様はHelioX25でした。開発途中のUpdateでX27にアップグレードするよーって公示されていました。
私の個体は、HelioX25でした。
ざっくりHelioX25 とHelioX27 CPU Spec比較
HelioX25 | HelioX27 |
2x ARM-A72 @ 2.5GHz | 2x ARM-A72 @ 2.6GHz |
4x ARM-A53 @ 2.0GHz | 4x ARM-A53 @ 2.0GHz |
4x ARM-A53 @ 1.55GHz | 4x ARM-A53 @ 1.6GHz |
他にも多少違いがあるみたいですが、間違え探しみたいです。クラウドファンディングなんで、目くじら立てる程のことではない気がしますが、お前は、「X25だったときにbackerになったよね」って、まぁそうなんだけどねー。言い方はちょっと・・・。
ソフトウェア面は、とりあえず出荷にこぎつけたって感じですかね。
2月の春節前出荷に向けて、1月30日まで頑張ってた様です。英国だとすると深夜1時なんですかね?お疲れ様です。
あと、小ネタ。表示シリアル番号はみんな共通になってるようです。
オイラのGeminiPDAシリアル番号すごいことになってるんだけど・・・w。 pic.twitter.com/0k81FJXO5y
— komecha (@komecha) 2018年3月5日
Androidアプリケーション
クラムシェル型ですので、基本は横長の画面で操作することになります。
Planet社のプリインストのアプリ App Barの設定画面のSettingsで Force LandscapeにONになっており、強制的に横長画面になるようになっています。
Andoroidは、縦画面のみ前提に設計されているアプリは、横画面だとボタンが押せないとかレイアウトがくずれるとかいくつか不都合に遭遇することがあります。
そういう場合はこのForce LandscpeをOFFするか、『PLANET』アイコンをタッチするとサブメニュが出るのでそこから『Force Rotete』を選択すれば縦長画面にできます。
キーボードショートカット
せっかくqwertyキーボードがついているのでキーボードでいろいろ操作完結できるようにしたいのですが、どうしてもタッチパネルを触る必要がある場面があります。
少しでもタッチの回数を減らすためのショートカットキーを覚えておくと便利です。
===Gemini PDAで使えるショートカットキー===
Fn D:デスクトップ
Fn A:タスクリスト
Alt tab:タスク切替
Fn Del:設定画面
Fn R:スクリーンショット
ESC: 戻る
BlackBerry用のアプリを入れてみた
ハードウェアキーボード搭載Androidがそもそも絶滅危惧種になっているので、キーボードを想定したアプリってほとんど見当たりません。希少種のお仲間のBlackBerry用のアプリをいくつか試してみました。
キーショートカットを設定でき、キーボードでの利用を想定された設計をされているホームアプリです。
GeminiPDAは、Fn+Dでホーム画面を呼び出せますので、
Fn+D → B |とかでブラウザ起動とか、ショートカットキーは自分好みにカスタマイズできます。
カレンダー表示状態で、キーボードで表示形式を切替できる。
A 予定表示
D 1日表示
W 週表示
M 月表示
これらは、BlackBerry端末以外でも使用でき、試用期間1ヵ月で、月100円みたいなので、1か月つかってみて気に入ったら募金しようかな。
最後に
横長画面なので、2画面で使うことが多いです。仕様書よみながら、Pythonでプログラムとか。とにかく、触ってて楽しい(^^♪ いい端末だと思います。
使い勝手がよくない所を、カスタマイズしていくのは楽しいですね!
Blog書くにもいい端末なので、また気が向いたら何か書こうかな。
本日の出演者:
主演:GeminiPDA
alumania STRAP TYPE HEADPHONE CAP for 3.5mm PLUG